新型スペーシアに興味はあっても、車体も大きいですし、加速性能や乗り心地が気になる所ではないでしょうか。。
そして、エンジンスペックはどんな感じなのでしょうか?加速性能や乗り心地とあわせて検証してみたいと思います。
Contents
【スズキ・スペーシア】スペックを徹底調査!
スペーシアのエンジンスペック
スーパーハイト軽ワゴンとして最大サイズを手に入れた新型スズキ・スペーシア。
見た目はいかにも大きくて重いイメージがあります。
広くなった分走りは期待できないかも、と思われがちですが実際にはどうなのでしょうか?
エンジンとクルマのスペックから考えてみましょう。
スペーシアには主に2種類のエンジンがあります。
まずベースのスズキ・スペーシアのエンジンスペックはこちらです。
最高出力 38kw(52ps)/6500rpm
最大トルク 60N・m(6.1kg・m)/4000rpm
ターボなしのエンジンスペックとしては突出しているわけではなく、軽自動車としてはどのメーカーとも大体横並びのスペックです。
ただハスラーなどと比べると最大トルクが若干落ちますのでボディサイズも含め、スペックは少しだけ控えめです。
ただ0.3kg・mのトルク値の違いを感じられる人はそれほど多くはないと思いますので気にするほどではありません。
さらにスペーシアは補助サポートとしてモーターが加わります。
モーターの出力はこちら
最高出力 2.3kw(3.1ps)/1000rpm
最大トルク 50N・m(5.1kg・m)/100rpm
これがスズキ特有のパワーサポートで、助手席の下に据えられています。
後ほど取り上げますが小さいながらなかなかの働きをしてくれます。
ターボエンジンのスペック
続いてスペーシア・カスタム専用のターボエンジンのスペックを見ていきましょう。
ターボエンジンのスペックはこちら
最高出力 47kw(64ps)/6000rpm
最大トルク 98N・m(10.0kg・m)/3000rpm
軽自動車では制限いっぱいの最高出力です。
単純にエンジンスペックでいえばハイブリッドの1.6倍の出力となります。
加えてベースエンジン同様モーターが加わります。
最高出力 2.3kw(3.1ps)/1000rpm
最大トルク 50N・m(5.1kg・m)/100rpm
ターボの影に隠れてしまうかもしれませんが、発生回転域を見ると加速をよくサポートしてくれているのが分かります。
【スズキ・スペーシア】加速性能は良い?悪い?
ターボエンジンの加速性
では加速性能はどうでしょうか?
まずはスペーシア・カスタムに限定されるターボエンジンを挙げてみます。
試乗の意見を集めてみると加速性能に関しては文句なし、というのが総評です。
大抵がターボありとターボなしを乗り比べている方が多いのですが、ターボなしでも思った以上によく走るということと、そこからさらに乗り換えてそのスムーズさにやられてしまうというパターンが多いです。(メーカーさん側としては上手な試乗の仕方です)
高速走行などを考えるとターボは欲しくなりますと言われますが、遠くに出かける頻度などもよく考慮されることをオススメいたします。
ターボは1500回転からCVTによってスムーズに速度を上げて3000回転で最大トルクを発生します。
これは最もよく使うエンジン回転域でもあり、必要な加速に十分応えることができるということでもあります。
最近のターボは加速すると同時にスムーズに力が増すのであまりアクセルを開けなくてすみますし、それが燃費にも影響します。
カタログ数値ですがターボモデルでリッター25kmを上回る燃費はすばらしいと思います。
ベースエンジンと同様モーター出力もあるので実質はダブルでエンジンをサポートしています。
ターボは実用的な回転域で低回転から十分働き加速を気持ちよく後押ししてくれ、力不足は感じません。
上り坂や中速からの加速などシチュエーションを選ばずに気持ちいい走りを見せてくれます。
ライバル車と比べて車重の軽さも、加速性能を大いに高めるものとなっています。
加えてパドルシフトも装備され自分の思いのままに加速、減速を楽しむことができます。
山道などのワインディングでは十分にその装備を発揮できるでしょう。
ベースエンジンの加速性
もうひとつのエンジンが、小型のリチウムバッテリーが主にエンジンをサポートするハイブリッドエンジンです。
こちらもエンジン自体にそれほど出力が出ているわけではありませんが、乗ってみてビックリというのが実際の試乗の多くの感想です。
上り坂などでは多少力不足を感じる面もあるかもしれませんが、こんなに走ってくれるのかという驚きと走りを犠牲にすることなくこの大きさのクルマを乗れるならという高評価が目立ちます。
大きくなったからと加速は期待していないまま試乗に乗り出すと、いい意味で期待を裏切られます。
加速性能に関してはターボでなくても決して不満が出るほどではありません。
そしてこのボディサイズと走りを持った上でリッター30km近くをマークする燃費はママさん達にとってもうれしいですね。
マイルドハイブリッド
では加速性能の良さの秘密はどこにあるのか?
一つには助手席の下に収納されています補助バッテリーです。
見る限りスペックの数字的には大したことがないように思われるかもしれませんが、注目したいのは回転数(rpm)です。
ここで見ているように低回転でモーターがサポートするので、1番加速に力が必要な部分でしっかりと仕事をしてくれています。
実際信号待ちで発進する時スタートはモーターだけで動き出しています。(最長10秒)
いくら軽とはいえあのスペーシアを人力で押してもカンタンには動かないですよね。
そう考えると小さいながらもモーターのパワーはすごいです。
機械式出力であるエンジンと違って電気式出力であるモーターはデジタルのオンオフの出力で、体感するパワー感も数値以上のものを実感させてくれるでしょう。
モーターによってトルクは瞬間的ではありますが通常のターボ車に匹敵するものとなりますので、それが驚きの力強い加速を生み出しています。
加えて特筆すべきなのは車重で、ターボモデルでも挙げましたがこのサイズで900kgという軽量さはライバル車と比較しても軽量ゆえに走りを犠牲にしていないのがスペーシアのメリットです。
【スズキ・スペーシア】乗り心地は良い?悪い?
スペーシアの乗り心地はどう?
続いて乗り心地について見ていきましょう。
XとGのグレードによる唯一の違いはタイヤのサイズです。
15インチのタイヤは厚みが55サイズとなるのに対し、14インチは65サイズになります。
それゆえにどうしても15インチの方が路面状況を拾いやすくなります。
これはタイヤから情報を集めるという面ではメリットですが普段はそんなに神経を研ぎ澄ませて乗るわけではありませんので、実際15インチの方が乗り心地が若干悪く感じるかもしれません。
タイヤが車体の四隅に配置されていますのでタイヤの接地感はしっかりしていると思いますが、少し硬い印象は受けます。
シートは厚みのあるものなので常に苦痛を感じるものではありませんが、試乗の時などはキレイな走りやすいコースの中でちょっとした段差や用水路の蓋など障害物を越えるときに注意して乗ってみてください。
ボディサイズは諸刃の剣
そしてやはり諸刃の剣ともなりえるのが車体サイズです。
他社の軽ハイトワゴンと比べても劣るところはないのですが、軽ハイトワゴン全体の特製上、実用性として最大限サイズを生かせる反面、弱点も出てきます。
サイズは大きいとはいえ軽自動車なので、車幅には限界があります。
よって、高速走行の時はどうしても横風の影響を受けやすくなります。
海風の吹く場所では車高の高さと車体の軽さが仇となりますので走りがいいとはいえ過信せず、安全運転でいきましょう。
特に最近はクルマが突風で横転することもありますので、注意したいです。
また少し硬い乗り心地なのであまりロールする印象はないですが、上下には多少ゆられやすい部分もありますので気になる方は試乗でチェックしてみてください。
いかがでしたでしょうか?この記事を読んでみて、乗ってみたい!と思って頂ければ幸いです。
実際加速や乗り心地は実感することが最も重要です。ぜひお近くの販売店で乗り比べてみてください。
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