新型スペーシアはアウトドアもしっかりこなす実力派です。
それでも車中泊まで十分こなせるかということも気になるところですね。
今回は車中泊を含めたスペーシアの使い方を考えてみたいと思います。
Contents
新型スペーシアは車中泊には向いているか
車中泊という面からスペーシアを見てみよう
軽自動車で寝泊まりするなんて以前では考えられないことでしたが、サイズもどんどん大きくなってクルマのアウトドアスタイルも変わってきています。
以前は軽バンといわれる商用車タイプならリヤのスペースを活用することができましたが普段使いとしては多少無駄もあり、何よりオシャレさに欠けていました。
キャンピングカーは軽であっても軽く250万を超えてしまいますし、いつもそれを乗るというのもなんだか恥ずかしいです。
キャンピングカーまではなかなか難しいけどアウトドアを楽しみたいという方にとって維持費も比較的かからず普段使いもできる選択はとても重要です。
その選択肢としてスズキ・スペーシアはとてもよい素材のクルマといえます。
シートアレンジ
では通常のシートアレンジから見てみましょう。
右のフルフラット状態にすれば二人でくつろぐくらいの空間をつくることはできます。
オプションでも快適性を増すためのリラックスクッションが用意されていますので横にならなくてもという方はお二人で簡易的に車中泊をすることが可能です。
私もそうですが、小柄な方であればこれでも十分車中泊はできるのではないかと思います。
しかし、車中泊をするにはしっかりと眠れることも大切なので横になれるようにしたいですね。
一人であれば真ん中の長い荷物用の状態に丸められるマットレスと寝袋があれば車中泊も身近なものとなります。
シンプルに荷物を少なくしつつ車中泊を楽しむのであれば通常のシートアレンジを活かしたこの2パターンになります。
スペーシアで車中泊をする際の注意点
快適空間を確保すること
車中泊をするときになによりも大切なのはカラダが休まる快適空間を確保することです。
私も以前乗っていた3代目のマツダデミオで車中泊を行なったことがあります。
私は助手席を少し後ろに倒しながら休み、足が疲れたら足だけサイドブレーキをまたいで運転席側に投げ出したりしていました。
リヤシートはそのままの状態で妻はそこで掛け布団で姿勢を変えながら寝やすい態勢を探していました。
足を丸めてなんとか横になったりしていましたが、妻はこの出来事がきっかけで二度と車中泊はしたくないという結果になってしまいました。
それでまず車中泊をするために快適な寝心地空間をつくってあげるのはとても重要なことといえます。
二人乗車を想定
スズキ・スペーシアでひとり旅であれば、それもオトコひとり旅なら車中泊もそれほど問題ではないでしょう。
しかし二人で車中泊をするとなればいろいろと注意が必要です。
例えば通常の移動時はフロントシートで二人が乗って移動することになります。
でもいざ夜になって車中泊をしようとするときに寝るスペースを確保しようとしますと、荷物はフロントシートとリヤの足元、そしてラゲッジルームのリヤシートを倒しても干渉しない部分となります。
走行時は反対にマットレスや寝袋などを積んでいることもあると思いますので、走行時と車中泊時でこれらをどのように入れ替えるかをイメージすることも大切です。
なるべくスマートでありながらしっかりと必要なものを積んでいきたいですね。
それでさまざまな車中泊アイテムをそろえるときにしっかりとサイズやアイテムをたたんだ状態を計測したりしてどのように収められるかを前もって知っておくならきれいに収めることができます。
スペーシアのオススメ車中泊アイテム
マットレス
まず車中泊とはいってもシートのままというのはつらいです。(経験で実証済み)
それでマットレスやクッションといったものを使ってカラダへの負担を軽減したりフラット状態に近づけるようにします。
まず一番お手軽なのがこちら!
純正オプションで用意されていますリラックスクッションです。
フルフラットにしたシートの上にしいて使うもので、ドライブ時はたたんでラゲッジルームにでもしまっておくことができます。
フルフラットモードであってもごらんいただいていますようにまったく平らになるわけではありませんが、クッションが厚みとなって寝心地をよくしてくれます。
ただ34560円と値段がお高いので予算に応じて市販のものを購入するという方法もあります。
そしてセットで備えたいのは寝袋です。
季節に応じて対応温度が違いますので必要であればいくつかご用意ください。
しかし実質冬の車中泊はきびしいですので、春秋まで使えるものがひとつあればいいかと思います。
今の寝袋はとてもコンパクトに収まるものが多いのですが、クルマに積んでいきますのでできるだけ小さくなるものがいいですね。
家庭用コンセント
あと車中泊をするときにコンセントが使えたら便利ですよね?
それでスズキのオプションでは2ヶ所の電源をとれるものが用意されています。
例えばポータブル冷蔵庫があれば多少の生ものもいけますし、電気ケトルをもっていけばお湯も沸かせます。
ガスコンロとやかんをもっていくより荷物も少なく手軽ですね。
夏であればミニ扇風機や電気式の虫よけなども必要になるかもしれませんし、コンセントがあるだけでぐっとお家感がでて車中泊に対するハードルが低くなると思います。。
停電時などいざという時の非常用にもオススメのオプションです。
スペーシアの車中泊まとめ
イメージはキャンピングカー
大きく出た感はありますが車中泊をするということはキャンピングカー生活に近い状態といえます。
おおきく違うのは水まわりで流し台がなかったりとか、ベッドルームやテレビなどの液晶画面がないということです。
でも軽自動車のキャンピングカーではほんとに小さな流し台しか備えられませんしソファーテーブルもそこまで長時間くつろぐわけではありません。
食事は最悪コンビニやパーキングエリアですますこともできますし、タブレット端末があればネットも映像も十分楽しめます。
日中はドライブを楽しんで夜だけ車中泊をしながらであれば十分スペーシアは活躍してくれます。
スペーシアで車中泊という可能性
こうして考えますとスペーシアでできる可能性がどんどん広がってきます。
アウトドアでキャンプを楽しむのもいいですし、二人で夜空や流星群を眺めに行くのもとてもいい思い出になるでしょう。
なによりもいつでもどこでもスペーシアとともに思い出をつくっていくというのも楽しいと思いませんか?
ミニバンといわれるクルマでも同じことができますし、荷物がたくさんのるので困ることは特にありません。
お子さんが何人かいるご家族であれば必然とそういった選択になるでしょう。
でもご夫婦二人で旅に出るのであれば、スペーシアはとてもピッタリなサイズです。
以前70代を過ぎたご主人が夫婦で北海道へ旅に出るからマイカーを点検してほしいと依頼がありました。
日本海からクルマごとフェリーに乗って一か月後くらいに楽しそうに帰ってこられました。
レンタカーなどもありますが自分の相棒としてマイカーと海を越えていくのはとてもカッコイイと感じました。
スペーシアもファーストカーとして乗れるクルマとなっています。
ぜひこの余生を楽しんでおられるご夫婦のように、自分はどこにいくにもスペーシアと一緒なんだ!といってスペーシアとのクルマ生活を楽しんでください。
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