スペーシアギアもいよいよ納車が始まり、つい先日、試乗車ではない走行中のスペーシアギアを見かけました。
そして今回は、事前情報で大いに期待を抱かせるニューモデルのスペーシアギアを、実際に見て触って、試乗もしてきました。
試乗をした際に筆者が感じたその印象を余すことなくお伝えします!
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スペーシアギア試乗車の外観チェック
まず店頭に飛び込んで見えてきたのは幹線道路沿いにスペーシアカスタム仲良く並んでいたスペーシアギア。
スペーシアギアはやっぱり明るいカラーリングが似合います。
隣にはシルバーのスペーシアカスタムが並んでいたので少し比較できました。
離れたところには水色のスペーシアも停まっていましたがそれぞれやはり外観が違います。
実車を見てはじめて気付いたのがつや消しの樹脂パーツと思っていた部分がガンメタになっていたこと。
樹脂パーツからくる経年劣化を考えるととてもいいと思います。
ルーフ部分やホイールカラーと合わせてあって統一感もありますし、樹脂パーツのような安っぽさもありません。
スペーシアギア試乗車のドライバーズポジションと内装
いよいよ運転席に乗り込みます。
まず目に留まるのが濃いイエローのメーターリングです。
試乗車はターボ車だったのですが1つだけ残念だったのが、スペーシアカスタムに装備されるタコメーターが装備されていないこと。
スペーシアカスタムでもおまけのようなカタチではありますが、個人的にはやはりタコメーターはほしいところというのが正直なところです。
メーターは通常のスペーシアをベースとしているものになります。
ドライバーズシートにおさまって感じたのは遊び心を大切にしたクルマだということ。
ベースが一緒なのに楽しい気分にさせてくれるのは随所に見られる工夫だと思います。
グローブボックスも道具箱のようなデザインとカラーにかわり、外観との統一感を出しています。
そして厚みのあるクッションがとても座り心地よく感じました。
撥水シートということでシート生地はちょっと冬場には冷たいかなと思っていましたがこれで撥水するんだ?というくらい普通のシート生地と遜色がありませんでした。
シートヒーターも装備されていましたが、撥水シートの冷たさを感じることがなかったため、試してみることを忘れてしまっていました。
そういう点ではいい意味で期待を裏切られました。
ステアリングとシフトノブも本革仕様でとてもしっくりときます。
スペーシアギアはシートにだけステッチが入ります。
スペーシアカスタムのように縫い糸に差し色が入ったらもう少し特別感があったかもしれません。
次に、後部座席に座ってみると、左側前の座席の背もたれの後ろはポケットになっています。
そして右側にはドリンクホルダーがついていました。
さらに、後部座席の右後ろには、シガーソケットもついていました。
さすがアウトドアに特化した車です。電源が取れるところが複数あるという、痒い所に手が届く感じはさすがですね。
次にトランクを見てみます。
汚れにくい素材で、いろいろなものを載せられそうです!
座席の折り畳みは、片側だけで試してみたのですが、思っていた以上にフラットになります。
マットレスを敷けば車中泊も全然苦にならないくらいのフラット感でした。
ただ、いろいろな物を載せた上にマットレスを敷くのは気が引けそうなので、車中泊の際はシートを掃除するための掃除道具などもあったほうがいいかもしれませんね^^
余談ですが、トランクの入り口には自転車を載せるためのマークもついていましたよ。
そしていよいよ、エンジンをかけてみると軽らしくなく静かに感じる心地よいエンジン音が響きます。
フロントガラスには投射型のディスプレイがくっきりと映し出されます。
ホワイトで視界を妨げずそれでいてとても見やすく運転中にもメーターよりも速度確認などがとてもしやすいのを実感しました。
スペーシアギア試乗車でいざ公道試乗へ!
試乗コースはまず片側二車線の幹線道路に飛び出していきます。
せっかくなので一気に加速を試しにいきたかったところですが、道路の混み具合とすぐに車線変更をしなければいなかったのもあり思うようにアクセルは明けられませんでした。
それでもアクセルワークは軽やかで大きさをそれほど感じさせないものでした。
ハンドリングもそれほどクセを感じることもなく、視界も良好なので車線変更もすっとレーンをチェンジしていくことができました。
幹線道路から右折するとしばらく上り坂が続きます。
店舗の方と二人乗車での試乗でしたが上り坂も特にストレスなく走っていきます。
ただタコメーターが装備されていないのに加え、ターボエンジン特有の音も車内には聞こえてこないためいつターボがかかっているのかがほんとに分からなかったです。
私が伺った店舗には冒頭にありますようにオフブルーメタリックのスペーシアと、シルキーシルバーメタリックのスペーシアカスタムのターボモデルも試乗車があり、細かいところまで違いを見比べることができました。
スペーシアギアのターボモデルには、最近よく見られるようになったパドルシフトが装備されます。
特に減速時には活用する出番が大きくなる装備ですが、今回は信号の変わり目や下り坂のコーナー手前でとりあえずパドルシフトを操作してみることに。
シフトダウンを試みるとメーターのシフト表示はDレンジからMレンジに変わります。
スムーズにシフトが切り替わり、加速していきます。
しかし加速区間が短かったのもあり、ターボモデルですがそれほどその良さを味わえなかったのは少し残念でした。
そしてパワーモードスイッチを試すことなく終わってしまったことが悔やまれます。
またターボ+パワーモードの体感はいつかしてみたいと思っています。
そして驚くほどよく感じたのがエンジンブレーキです。
補助モーターがあるので回生ブレーキが働くのだとは思いますが、自分のクルマの感覚でアクセルを抜くと思っていた停車位置よりかなり前でクルマが止まりそうになります。
アクセルを抜いた時のエンジンブレーキのかかり方もしっかりしたものなので加減速のメリハリはありますが、慣れないとアクセルの踏み方で燃費をわるくしてしまいそうです。
今のターボエンジンに関していえば往々にしてこれぞターボ車というものではなく、さりげなくターボが効いて加速していくものが多く、ターボの力強さを感じづらいかもしれません。
今回のスペーシアギアもそうでした。
昔のいわゆるドッカンターボはターボがかかれば加速もすばらしく、好きな人には楽しいと感じますが、逆にムラがある感じでしたが、
今のターボは上手に特性を生かしていますので、スムーズな加速に合わせて燃費もそれなりに両立できるようになっています。
ターボ車でカタログ燃費が20㎞/Lを超えることなど以前では考えられませんでした。
今となってはスペーシアギアをはじめとしたスーパーハイト軽ワゴンが広さと走りと燃費を兼ね備えていることがすごいとしかいえません。
これだったら我が家のような小家族には十分すぎるファーストカーになり得ると思いました。
スペーシアギア試乗車の乗り心地
そして、口コミではあまり良くない評価も見られた、乗り心地に関してですが、今回試乗したスペーシアギアはシートクッションも硬すぎず柔らかすぎずでとてもバランスよく感じました。
ライバル車のホンダ・エヌボックスも試乗をしてましたが、感想としては正直なところスペーシアギアのほうが乗り心地は良いように感じました。
私自身のマイカーが軽自動車ということもあるので、さすがにミドルセダンから乗り換えたりすればもう少し違ったとらえ方にはなるかもしれません。
そのようなわけで遠出をするにもスペーシアギアはそれほど苦痛なくこなせるのではないかという可能性を感じました。
今回試乗した感想としては、とても完成度の高い実用性を実感しました。
ドライバーとしては車両感覚もつかみやすく、視界もよいので運転のしやすさはとてもよく感じました。
開放感にあふれた室内は試乗したあいにくの曇り空の中でもワクワクしながら出かけられると思いました。
購買意欲にかられたかといえば、私自身はスペーシアの中では断然スペーシアギアが乗りたいと思いました。
実際販売も好調ですべり出しもいいようです。
近くに並んでいたジムニーと見比べながら、これも捨てがたいと思わせるいいクルマをスズキは用意しています。
それでも汚れを気にすることなくどんどん使える内装、広い室内に使いやすいスライドドア、アウトドアにぴったりな外観のスペーシアギア。
これはこれからスペーシアシリーズで一番多くなる人気車種となる、そんな確信を抱いています。
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