ハイトワゴンとしてスズキの看板を背負うスペーシア。
そのサイズはどれくらいのものか?
そしてトールワゴンのワゴンRとの差は?
Contents
新型スペーシアの室内の広さは?車体の大きさは?
車体サイズ
最強のライバルであるホンダ・N-BOXに立ち向かうべくして送り出されたスズキ・スペーシア。
2018年7月の実際の軽自動車販売台数は堂々の第二位。
実力を兼ね備えたこの車をハイトワゴンの目線から見てみよう。
新しいプラットフォーム・ハーテクトを採用したスペーシアのボディーサイズは先代と比べて50mmほど背が高くなりました。(全長・全幅は変わらず)
低床をキープしつつ全高はライバルであるダイハツ・タントより35mm高く、ホンダ・N-BOXより5mm低いだけという同等サイズ。
これまではどうしてもライバル車種と比較するとインパクトに欠けていました。
ハイトワゴンの先駆けとなったダイハツ・タントや不動の地位を築いたホンダ・N-BOXとサイズ比較してみると、惹きつける魅力に欠けていたスズキ・スペーシア。
今回の設計にあたってはフロントガラスを立て、全高をあげることでライバル車種に負けないサイズ感を手に入れたスズキ・スペーシア。
外見も他車と一緒では個性を出すことはできません。
今回のデザインはスーツケースをモチーフとしたもので、ボディーの各所にポリカーボネートのようなくぼみや持ち手のようなデザインは走る超大型スーツケースのようです。
室内の広さ
続いて室内の広さですが外見以上に室内空間を広げているイメージです。
ワゴンRに採用されている新プラットフォーム・ハーテクトによって、室内幅は先代より前後左右で30mm広がっています。
軽自動車枠の中でボディーサイズはこれ以上大きくすることはできません。
その中で室内の広さを拡大したことはとてもすごいと思います。
前後の席の距離も10mmとはいえ拡大し、後席もヘッドクリアランスの拡大によって居住性がアップしています。
またヒップポイントも前席で+30mm、後席で+15mm高くすることで目線を上げ、見晴らしのいい快適空間をつくりだしています。
また空調においても快適性が重視されています。
ハイトワゴンや軽バンなどは大きくて広いという利点がありますが、その分空調が効きにくいというデメリットもあります。
その中でフロントには風を拡散させることのできるエアコンルーバーを、後席にはミニバンにあるような天井から風を出すスリムサーキュレーターをどちらも初の装備としてつけられています。
これはライバル車種にはないスズキ・スペーシアの強みといえるでしょう。
新型スペーシアの運転時のサイズ感は?
運転席
フロントシートに関していえばスズキ・スペーシアには二種類のシートがあります。
通常のスペーシアのシートに比べてスペーシア・カスタムはサイドサポートがよりしっかりしたものとなっています。
ターボ車であればレザー調になったりレッドステッチが入ったりとより特別な仕様になります。
ダッシュボードやインパネ周りも直線基調にすることにより全体にデザインに統一感がありスッキリした印象を受けます。
運転のしやすさ
もちろん車体が大きいということは運転に気を遣うわけで、どんな車から乗り換えるかも影響しますが大いに気になるところです。
試乗してその感覚をつかむのは一番ですが、イメージをしておくことは大切です。
今までハイトワゴンを乗ったことのない方にとってダッシュボードの広さや軽なのかと思えるほどの空間に違和感を覚えることがあります。
それでも実際には軽サイズであることに変わりはないので操作は軽く街乗りでは問題ないでしょう。
室内に二か所ついている死角をなくすための補助ミラーもはじめは活用できないかもしれません。
せまいところをすれ違ったり、バック駐車するには慣れていく必要がありますが、前進することはそれほど問題とはならないと思います。
はじめはボンネットが見えなくてだだっ広いダッシュボードに落ち着かず、腰を浮かすような背伸びするような姿勢になるかもしれません。
今は運転席にシートリフターがついていますのでそんな方は少し路面を見下ろす感覚になるくらい座席をできるだけ高くして腰をどっしりと据えてあげてください。
徐々にならしながら座席位置を下げていきそのうち一番おさまりのいいドライバーズポジションを見つけられると思います。
ベンチシートであっても運転姿勢をしっかりとすることはとても大切です。
ハンドルを握ったとき肘は伸びきっていないか、ブレーキはしっかりと踏める状態か?
ワゴン系で一番困るのはこの点で最適なポジションを取れないことがあるという点です。
例えば少し小柄な主婦の奥さんが座席を高めにしてシートを前に出します。
ハンドルは問題ないのですが高めにした分ペダルが少し遠く感じます。
過去の経験を挙げると以前私が乗っていた車の運転席に家族を座らせたところ、座席を一番前に出してもクラッチペダルを踏めないということがありました。
遊園地のアトラクションのように身長制限を感じたのはその時が初めてでした。
これは極端な例かもしれませんが運転のしやすい、安全なポジションをとることで運転のしやすさも変わってきます。
ぜひこうした点も試乗などでしっかりと確認されることをオススメいたします。
新型スペーシアとワゴンRとのサイズ比較!
ワゴンRとの比較
スズキのトールワゴンであるワゴンRとはどれほどサイズが違うのか?
ワゴンRの車体サイズについて挙げると(カッコ内はスペーシアとの差)
・全長 3395mm
・全幅 1475mm
・全高 1650mm (-135mm)
驚いたことに高さ以外は変わらない。
室内寸法についても比較してみました。
・長さ 2450mm (+295mm)
・幅 1355mm (+10mm)
・高さ 1265mm (-145mm)
こちらもびっくりですが高さ以外はワゴンRが上回っています。
ワゴンRもだいぶ室内の広い車になりました。(以前は後部座席の足回りなどライバルのダイハツ・ムーブなどに比べて見劣りしてしまう部分もありましたが。)
ワゴンRも熟成されたとてもいい車なので実際乗り比べるといいと思います。
生活に合わせる
運転のしやすさなどで比べてしまうとやはり取り回しのしやすさという点でワゴンRに分がありますので、生活スタイルのイメージに合うものはどちらかということを考慮されるとよい選択ができると思います。
スペーシアの大きな違いはやはりその背の高さと、リヤがスライドドアになるかという点です。
ママさんが赤ちゃんや子供を乗せて動くのにスライドドアはやはり便利といえます。
でも普段は大きなミニバンがあり、パパさんがかわりに通勤で軽を使うことが多いのであればワゴンRも選択肢に入ってくると思います。
軽だと心配だからとか、通勤に一人でミニバンはもったいないということで普段は入れ替わって乗っておられる方も多くいます。
ママさんの方がカッコよくアルファードなどを乗りこなしておられたりします。
そういうご家族にありがちなのは結局休日も運転が楽な軽自動車で動くことになったりすることです。
今やハイトワゴンと呼ばれる軽は小さなミニバンです。
家族を守る安全性もしっかり確保し、どこにでも出かけていける快適性を備えるまでになりました。
それでスズキ・スペーシアのサイズ感をしっかりと把握し、楽しいクルマ生活を送りましょう。
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